12月1日は世界エイズデー
2011/12/1 木曜日
今日から12月!今年も残すところ「1ヶ月」!やり残した事はないですか?
やまプー です。
さて、今日の さんレポ は ちょっと真面目な話題「世界エイズデー」について。
「エイズ」という言葉は、皆さんご存知だと思います。でも・・・?最近はあまり
聞かなくなったような気がしませんか?
「HIV」という言葉も、皆さんご存知だと思います。でも・・・?「エイズ」との
関連性をきちんと答えることができますか?特に30代以上の方たち!いかがでしょうか?
「エイズ」とは「HIV」というウイルスに感染し、免疫力などが低下して起こる
さまざまな病気の総称です。
「HIV」に感染してから5〜10年後に発症するケースが多いのです。
その「HIV」には4通りの感染原因があります。
1・セックス
2・覚せい剤などの薬物使用による注射針の共同使用
3・母子感染
4・HIVが混入した血液の輸血や血液製剤の使用
この4つです。逆にいうと「この4つ」しかないのです。日常生活では感染しません。
近年は医療の進歩により発症を極力抑えることができるようになってきています。
しかし、ウイルスを退治したり、発症してしまった病を完治したりはできません。
医療費は健康保険が使えるとは言え、他の病気の薬に比べると高額ですし、長期に
わたって使用しなければならないケースもあり、負担が重いのが現状です。
富山県では昨年は4人の感染者が見つかりました。日本では「一日に4人」の割合で
見つかっています。
先進国で患者が増加傾向にあるのは日本だけなんだそうで、それだけ国民の関心が
薄いといえます。
そう言っている僕も、あまりよく理解していないのが現状です。
お話しを伺った「L-KAT(エルカット)」の堀元さんは「最近の大学生や若者は
子供の頃にちゃんと『性教育』を受けているのでエイズに関する知識は持っている。
30代から上の人達がよく知らないケースが多い。」と言っておられました。
さて、12月1日の「世界エイズデー」に合わせ、1日(木)・2日(金)の両日
エイズ啓発活動の一環として富山市総曲輪の「フォルツァ総曲輪ライブホール」にて
「QUEENシネマライブinフォルツァ総曲輪」が開催されます。
これは1991年にエイズで亡くなったQUEENのボーカル「フレディ・マーキュリー」
の没後20周年が今年にあたることから、彼を偲ぶと共に、音楽を通じてエイズの啓発を
しようという取り組みです。
「L-KAT」は「音楽や芸術を通じてエイズに関する正しい知識を広めよう」という
活動を行っています。
今日のイベントでは映画の上映だけでなく、エイズに関するパネルの展示なども
行われます。
エイズに関する知識は、僕も知らないことが多く、今回のレポートはすごく勉強に
なりました。
皆さんも、この機会に「エイズ」のことを知ってみられてはいかがですか?
「QUEENシネマライブinフォルツァ総曲輪」
日時:12月1日(木)・2日(金)18時半 開場 19時 開演
場所:富山市 総曲輪通り 「フォルツァ総曲輪」(旧ウィズシネマ)
入場料:1500円 (全席自由)