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クマ出没注意!

2011/10/11 火曜日

よしもとです!

昨夜、旧大山町でクマが目撃されました。
冬眠に備え、エネルギーを蓄えておこうと、この時期は毎年クマの活動が活発になります。
昨夜のクマは山のほうへ逃げていったとのことですが、近隣住民のみなさんご注意ください。

去年の今頃は百数十件の目撃情報が寄せられていました。
今年はドングリ等クマのエサとなるものの実がよくなっているため
まだ2〜3件にとどまっていますが、大山町以外の方も注意が必要です。

クマが出るのは、主に中山間部。
山の中では主にブナやミズナラなどドングリの実を食べて生活しているクマ。

最近では、庭の柿が食べられたという報告が多数されています。
人里にクマを寄せ付けないためにも、柿の実は早めに収穫しましょう。
また不必要な柿の木は伐採してしまうことも必要かもしれません。

こちらがどんなに気をつけていても、遭遇してしまうかも・・・
そんなときは、クマを刺激しないように落ち着いて静かに立ち去るようにしましょう。
背中を見せず、ゆっくり後ろに下がるようにします。
途中、持っているカバンなどを置いていくと
クマの気を反らせることができるかもしれません。

遠くにクマを見た!そんなときは地元の市町村に連絡してください。
近隣の学校や住民に注意を喚起します。

これまでケガをされた方もいらっしゃることから
悪者に見られることのあるクマですが、本来は気の弱い動物だそう。
去年のようなやむを得ない状況を除いては、
人間の気配を感じるとそこには近付かないといわれています。
私たち人間もそうですが、クマもできるだけ会いたくないと思っているのです。

今後うまく共生していくため、ここからは人間がいるんだよと教えてあげるため、
今日お話を伺った自然保護課のほかに、「水と緑の森づくり」を統括する森林政策課、
河川敷の草むらの整備などを行う河川課など、県では様々なところで対策が練られています。

みんなで住みよい町をつくっていきたいですね!

ご出演いただいたのは、自然保護課 主任 永本豊(えいほんゆたか)さんでした。
ありがとうございました!
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