富栄寺「節分会」
2011/2/3 木曜日
みなさん、こんにちは。田中千佳です。
今日、2月3日は「節分」!
ということで、今日は成田山富山分院富栄寺からサンレポを
お送りしました。
今日は、富栄寺で午後三時からと午後七時からの二回、
節分会の行事が開催されるということで、サンレポの時間は
ちょうど三時からの行事が執り行われているところでした。
お天気が良かったこともあり、たくさんの人がお参りしていましたよ〜。
本堂の外からレポートしましたが、本堂に入りきれないほど、人がいっぱい!
さてさて、節分についての豆知識をご紹介します。
教えてくださったのは、富栄寺の赤間住職です。
◆豆まきの由来
もともとは、中国から渡ってきた文化だと言われているそう。
諸説ありますが、日本では、平安時代、庶民が憂さ晴らしに、
鬼のお面をかぶった人に豆を投げていて、それが今の節分の
“豆まき文化”として続いているようです。
◆なぜ豆?
まず、豆には霊力があると言われていること。
そして、豆は土にまいて芽が吹けば、私たちの食糧になることから、
五穀豊穣への願いを込めて豆をまくそうです。
◆年の数、豆を食べるのは?
病気にならずに、健康に過ごせるようにという意味があるそう。
年の数と言いますが、満年齢ではなく、数え年の分食べてください。
満年齢プラス1の数です。
例えば私の場合だと、今23歳で、誕生日が3月なので、満24歳。
そのプラス1なので、25個食べます。
みなさん、ご存じでしたか?
知っているようで案外知らない、・・・いや、知ってる?
まさに節分の“豆”知識。
富栄寺独特の節分豆知識もご紹介。
◆大豆だけでなく、落花生をまくという話も聞いたことがあるが?
富栄寺では、今日の豆まき用に、大豆30kg・落花生30kgを
用意しているとのこと。
落花生は、成田山がある千葉県の名産なので、富栄寺でも落花生を
まくということです。
◆「鬼は外、福は内」と言って豆をまくが、「鬼」とは?
「鬼」は、邪悪なものの象徴。
ですが、富栄寺では、鬼も命あるものという考え方から「鬼は外」は
言わずに「福は内」とだけ言って豆をまくそうです。
こちらは節分のお守りとお札、そしてお供え物の豆。
この豆は、一袋に12粒ずつ入っています。
「お参りをされた方が、1年12カ月、元気に過ごすことができるように」
と願いが込められているとのこと。
豆一粒にも、ちゃんと思いが詰まっているんですね。
みなさん、今日はちゃんと豆まき、しましたか?
まだしてない!という方はまだ間に合いますので、これからしてくださいね〜!
成田山富山分院富栄寺
TEL:076-423-4431