便所の神様
2011/1/24 月曜日
「トイレの神様」がヒットしておりますが、「神様」と言えばドリフの
「そーだよ!あたしゃ神様だよ!!」を思い出してしまう やまプー です。
そんなわけで・・・今日の さんレポ は「便所」の神様 の話題です。
「便所の神様」と言っても、またトイレの掃除をするわけでは無いですよ。
今回のレポートは、富山に伝わる儀礼・俗信のお話です。
お伺いしたのは富山市安養坊にある とやま土人形工房 さんです。
こちらの工房は1階部分が販売コーナーになっており、200種類以上の土人形や
土鈴などを販売していますよ。
もちろん「工房」なので2階では焼き窯を使って製作もしています。
そして!!最近の売れ筋なのは「便所の神様」として男女一対の夫婦人形が
脚光を浴びているとのこと。
みなさんは、ご存知ですかね?家を新築・改築する際にトイレとなる場所に
夫婦の人形や絵を埋めるという風習を聞いたことはないですか?
富山県内でも「土人形」であったり「藁人形」や「紙人形」、和紙に墨で夫婦
を描いたものなど、いろいろ違いはあるようです。
最近はあまり聞かなくなってしまいましたが「トイレの神様」がヒットする前
から「便所には神様がいるよ」という話を、おばあちゃんにされてたなぁ。
そう言えば・・・高岡の瑞龍寺には便所の神様が配されていたような・・・?
とにかく、富山を含め北陸には、便所となる場所には人形のようなものを埋める
という風習があるようで「トイレの神様」の大ヒットにより、とやま土人形工房
でも「便所の神様」として夫婦人形が脚光を浴びているというレポートでした。
さて、とやま土人形工房では「絵付け体験コーナー」があります。
素焼きの土人形・土鈴に絵の具を使って自分の好きな模様を描けるというものです。
干支や招き猫・ふくろう など。最近では富山市内を走っている電車!そうです!
ライトレールの土鈴もありましたよ。
こちらの体験コーナーも興味がある方はチャレンジされてみて下さいね。
みなさんがちゃんと指導して下さいますので絵が得意で無い方も大丈夫です!!
とやま土人形工房
住所:富山市安養坊1118−1
電話:076−431−4464(お問い合わせはこの番号に)