かんかで、カンカン♪
2010/10/14 木曜日
上野です。
いいお天気に誘われて高岡市の金物の里、金屋町へ。
春まで「高岡市映画資料館」だった場所に先月オープンした
「金屋町金属工芸工房 かんか」へお邪魔しました。
鋳物や彫金を展示するギャラリーと作業場を持つスペースです。
←ギャラリーと、 ←てづくりの作業場。
20代から30代の金工作家の皆さんが中心になって立ちあげたのだそう。
昼間はそれぞれの仕事をしている方がほとんどです。
「金属工芸を発表する場所、作業をする場所、どちらも欲しいと思っていて、
やっぱり金工だから、金屋町に作りたいねって話をしていたんです」
…とは、スタッフの青木有理子さんの弁。
←青木さんの作品も、もちろんギャラリーにありますよ。
確かに金屋町には何度も足を運んでいますが、
金工を間近に見る機会はあまりなかったような…
特に、いま金工に携わっている学生さんに見てほしいのだそうです。
ギャラリーと作業場を直接見ることで、
モノはこんな風に出来上がるのか、
社会人になったらこんな風に作家活動ができるのか、と
自分の進路の参考にしてもらえたらいいな、とおっしゃっていました。
ちなみに「かんか」という名前は、坩堝(るつぼ)の音読みと、
金物を金槌で叩くときの「カンカン」という音からきたもの。
←作業場には、特製の蚊取り線香皿も!かわいい。
オープンは毎週金曜から月曜まで。この期間中は青木さんがいらっしゃいます。
いろいおお話を聞きながら、金工に触れる時間にしませんか?