とやまジビエ
2013/2/18 月曜日
『ジビエ』って何!? こんにちは! やまプー です!
皆さんは この「ジビエ」って言葉、知ってました? 僕は初めて聞きました。
「ジビエ」というのは「狩猟による野生鳥獣肉のこと」なのです。
例えば、イノシシ・クマ・シカ・ウサギ、カモや小鳩などなど・・・。
それを調理したものが『ジビエ料理』と言われ、フレンチでは普通の料理・・・、
むしろ、高級食材として取り扱われているのだとか。
富山県ではイノシシによる農作物被害が問題となったため捕獲処分していたイノシシを
何とか利用できないか?ということで、イノシシ肉を「とやまジビエ」として普及
させる取り組みを始めたのです。
そこで!立ち上がったのが『食』に熱い思いを抱く三人の男達です!!
一人目は、この取り組みを最初に受けた、富山市白銀町で「ル・ジャルダン・ドゥ・
サン」のオーナーシェフ 小室さんです!!
小室さんは、日本では「駆除」という見方から取り扱われているイノシシが気の毒だ!
フランスでは立派な食材のイノシシを「ジビエ」を通じて、もっと広めれないか?と
思っておられます。
その、小室さんが声をかけたのが富山市常磐町と八尾で営業している「懐石 椿亭」の
調理人である浜田さん!!
浜田さん、今回最初にイノシシ肉を味わった時に、驚くほど臭みが無く、
脂がおいしいことに驚いたのだとか。
そして、この取り組みにチャレンジしてみよう!と思われたそうです。
このお二人を影で支えているのが、本来は生臭く、下処理が面倒なイノシシ肉を
見事に食用として下処理して、出荷している卸業者「K・MEAT」の河田さん!!
河田さん、まだお若いのに、食にかける気持ちは熱いものをもっておられます。
小室さんの呼びかけに応じて、イノシシなどの鳥獣肉処理専用の工場を作られたのです。
新鮮で、安心・安全な食肉を提供できるように、厳しい審査基準が細かく決められて
いる、面倒な肉処理部門を引き受けたのです。
この三人に共通しているのは「食は命をいただいている」という思い。
イノシシも一つの命。その命をいただくのだから、感謝して、美味しく食べてあげたい!
というもの。 まさに!「食育」ですね!!
手前右 小室さん 左 河田さん 奥左 浜田さん
この「とやまジビエ」という取り組みは、今まさにスタートしたばかり。
これからは、もっともっと垣根を取り払って、B級グルメといわれている料理や惣菜、
最終的には家庭料理までに普及させたいそうです!
皆さんも機会があれば ぜひ!! この「ジビエ料理」召し上がってみて下さい!!
僕も早速、チャレンジしてみたいと思いますよー!!