富山県国民保護共同実働訓練
2012/11/12 月曜日
やっぱ!お日さまはありがたい!!何と言っても暖かい!!
こんにちは!!お日さまのような暖かいギャグを目指したい! やまプー です!!
皆さんは「国民保護法」という法律、ご存知でしたか?
そういえば、何年か前の北朝鮮のミサイル騒ぎがあった時に聞いたぞ・・・って
感じでしょうか?
で・・・
『国民保護法、富山県国民保護計画及び射水市国民保護計画に基づき大規模テロの
発生を想定して、実際に各関係機関が保有している装備資機材を活用し初動対応や
被災者の救出・救護、住民避難などの訓練を実地に行い、関係機関相互の機能確認や
連携強化など、国民保護に関する対処能力の向上を図る。また、併せて国民保護制度
について県民への啓発を図る。』
という 長ーーーい 目的で、「内閣官房、総務省消防庁、富山県、射水市」が主催
となって、これまた・・・
「陸上自衛隊、伏木海上保安部、富山県警察本部、射水警察署、射水市・富山市・
高岡市・氷見市の消防本部、富山県立中央病院、富山大学付属病院、各市町村の
総合病院や、その他もろもろもろもろ・・・」の参加機関と共に、官民一体の訓練を
「海王丸パーク」と「射水市堀岡地区」で実施したのでした。
長ーーーーーーーーいっ!!!
想定は「海王丸パーク内でイベント開催中に爆発物が爆発。来場者から多数の
死傷者が発生。各機関が連携して救出救護、避難誘導を開始。その後、国際的な
テロ組織が犯行声明を出した。」との内容。
さらに、「新港火力発電所付近の不審車からパトカーが発砲を受け、その直後、
同一組織による富山県内の集客施設と石油コンビナート施設の爆破計画が露見、
テログループと睨み合いになり、爆発の危険があるとの事から、付近住民の避難が
必要となった。」という、アクション映画並みのシナリオ。
もう、文章を書きたくないので、写真を載せますね・・・。
白いテントが爆発現場・・・のつもり。
警察が来て現場が立ち入り禁止になり、現場に緊張が走った・・・つもり。
機動隊により異臭の検知作業。さらに緊張が高まった・・・つもり。
犯人の遺留物があり、警察犬による捜査が開始。
警察犬に噛まれたら嫌だなぁ・・・と、怯えた・・・つもり。
救急・DMAT隊により医療救護が開始され、負傷者の搬送のため消防・防災ヘリが
到着。少し安心できた・・・つもり。
DMAT隊、初めて見て、おおーっ!と思いました。緊急時の医療救護の専門チーム
なんだそうです。心強い!!
「つもり、つもり、つもり・・・」で、何だか落語の『だくだく』みたいな記事に
なっちゃいましたね・・・。
午後1時から開始した訓練も、午後3時半頃に、テロ犯人が海上で伏木海上保安部に
捕捉されて無事終了。
このような訓練は、日本の「縦割り行政」で、横の連携が薄い中、ただの「ポーズ」
だけで終わらず、今後もちゃんと連携を取れるような工夫を続けていってほしい
ものですよね。
国、県、市といった行政機関と現場の各機関との連携は、本当にちゃんと機能して
いるのか? 訓練の時だけで、いざ!という時に機能するのか?などなど・・・。
今回の共同実働訓練の結果を踏まえて、日本国民、富山県民、一般市民が緊急時に
無事でいれるよう、私たち報道機関も啓発活動に力を入れなきゃ・・・と感じました。