富山県広域消防防災センター
2012/3/8 木曜日
皆さん、こんにちは! やまプー です!!
今日の さんレポ は、東日本大震災から、もうすぐ1年、「いざ!という時のために」
という事でお届けしてきた「3日目」(最終日)でした。
訪問させていただいたのは、いよいよ4月1日からオープンする
「富山県広域消防防災センター」 です。
場所は、周辺に「富山総合運動公園」や「富山空港」がある「富山市惣在寺」です。
こちらの施設は、体験型学習施設「四季防災館」と「富山県消防学校の訓練施設」の二つ
が併設されています。
写真は「訓練施設」で、日本一の高さ「45メートル」もある「主訓練塔」と
30メートルの高さの訓練塔です。 ↓↓↓
放送中にお伺いしたのは「四季防災館」でした。 ↓↓↓
四季防災館は、地震はもちろん、災害を季節ごとでとらえて体験できる施設なのです。
富山県の災害を四季別で見ると、春は「強風」夏は台風などの風災害や、それに起因する
「寄り回り波」の災害、秋は「火災」冬は「雪」による災害、といった感じで「災害」は
常に身の回りに、隣り合わせでいるんだなぁ・・・ということが感じられます。
これらの災害を疑似体験できるのが「四季防災館」なのです。
今回は「震災からもうすぐ1年」ということで、もう一度、地震に対する備えを見直そう
ということから「地震体験」のレポートをしました。
地震の揺れが「3次元」で動く「震動装置」を使って、過去に起こった震災の揺れを
体験できます。
放送中に体験したのは「東日本大震災」の揺れでした。
最初の揺れ始めは、大きいは大きい感じなのですが、歩こうと思えば歩ける揺れが30秒程
続きます。そして揺れが続き、1分を経過しようかという頃に、何かに摑まっていないと
立っていられない程の揺れが襲ってきました。
2分近く、大きい揺れが続き、落ち着いたところに津波が襲い掛かってくる・・・。
考えただけで恐ろしくなってしまうようなことが・・・実際に起こったんです。
僕は幸いにして未だに大きな地震に遭った事がありません。僕だけじゃなくて富山県で
生活している多くの方もそうだと思います。
どれだけ映像や写真を見たり、話しを聞いたりしても「実感」が無いのです。
だからこそ!この装置で「揺れ」を体験して下さい。本当に「何もできない」という事が
わかります。「震度7」がどんなに怖いかがわかります。
普段は「防災意識向上」とか「防災訓練してます」とか言いますが、この「揺れ」を
「知った上で」訓練したり、防災に対する意識を高めるのでは、成果はまったく変わって
くるような気がします。
実際、僕も体験前と体験後では「地震」に対する「危機意識」が変わりました。
もっと真剣に「備え」をしなきゃダメだ!って思いましたよ。
皆さん!ぜひ!4月1日オープン後に体験して下さい!!絶対に防災に対する考え方が
変わります。いや、変えるべきだと感じました。
今回、貴重なレポートをさせて下さった「富山県知事政策局消防課」の「尾先さん」(右)
「富山県消防学校長」の「村井さん」(左)本当にありがとうございました。↓↓↓
「富山県広域消防防災センター」
お問い合わせは「富山県知事政策局消防課消防学校整備班」
TEL:076−444−4078