がうん天蚕(てんさん)の会
2011/6/6 月曜日
ども!やまプーです!!さんレポのお仕事をさせていただくようになってから
いろんな場所やいろんな事に出会っています。もちろん!人もです!!
今日のさんレポでであった「がうん天蚕の会」代表の友咲さんも、さんレポが
きっかけで出会えたお一人です。
友咲さん!とっても明るくて!パワフルで!前向きで!負けず嫌い!とにかく
お話を聞いているだけで「チョ〜!!楽しい!!」
で・・・、何に一生懸命になっておられるかというと・・・「天蚕」
「天蚕」とは、日本が世界的に輸出していた輸出品の代表「生糸」を生み出す
「蚕」(蛾)を卵から育てて「繭」にする作業です。
ところが・・・友咲さんはこの作業を荒地を耕し、木を植え、育てるといった、
一番最初の最初の状態からスタートしているのです。
3年程経つと木は170センチ位になります。こんな感じ ↓
数年前に会を発足させた時に植えた木には「幼虫」がいっぱい!!
1年目の子は1センチ程で本当に小さい ↓
それが3年で・・・
5年も経つと、こんなに立派!!タバコくらいの長さに、太さは成人男子の親指
くらいの太さ。
こんなに大きい虫が繭になると、淡い緑色でウズラの卵を一回りほど大きくした
ような、きれいなものになります。
繭自身や、繭からとれるいろんな糸を使ってこんなかわいい作品も・・・。
そして、これらの繭を約4500個で絹糸がわずか1キロしか取れないのです。
その絹糸、1キロが何と!?70万円の値がついているのです!?ビックリ!?
先日、この糸を使って1着50万円もするTシャツを作ってほしいと依頼が
あったのだとか・・・。すごすぎるーーー!!
天然の蚕ということで育てる苦労も普通じゃないんです!とんでもなく!大変
なんですよ。
なので、繭にして糸をとる状態になると、蛾の命を摘んでしまうという思いで
泣きながら作業をすることも・・・。
そんな、絹糸で作ったTシャツ。完成は7月下旬頃。娘を嫁に出すような気持ち
なんだとか。
こんな友咲さんは「自然再生」にも積極的に取り組んでおられ、その活動や姿は
本当に「森の精」のようです。明るい笑顔で森を守っておられます。
そして僕も、蚕ちゃん達のために木を植えました。
この木が大きく育って、元気な蚕が育ってくれたらいいなぁ・・・。
ちゃんと育ってねー!!ちなみに「やまプーの木」と名札がついているかも・・・。
たくさんの笑顔と元気と勇気をもらった友咲さん!!
本当にありがとうございました。これからも「元気な森の精」として、多くの人に
笑顔と元気と与えながら、八尾の天蚕文化を守っていって下さいね!!
僕も応援しますねー!!素敵な友咲さん!!頑張れーーー!!