DV相談は女性相談センターへ!
2010/12/15 水曜日
上野です。
みぞれ混じりの雨の中、
富山市婦中町の富山県女性相談センターを訪れました。
ここは、DVに関する相談を受けたり、相談者の方を一時保護したりする場所。
DV=ドメスティックバイオレンス、家庭内暴力。
夫婦や恋人など、親密な関係にある異性からの暴力を指します。
富山県女性センターが花園町から婦中町に移転した2年前から、
全体の相談件数、DVの相談件数ともに増えているそうです。
しかし、相談件数が増えるからといってDV件数が増えているというわけではなく。
「相談していいんだな」という認識が県内に広がっているためじゃないか…
と話すのは、女性相談センター所長の河井真紀子さんです。
DV防止法の施行からもうすぐ10年。
少しずつ「まずは相談して逃げ出すこと」という意識が芽生えているのかも知れません。
DVにも、身体的、精神的、経済的、性的など、暴力の種類は様々。
しかし、どの暴力にも精神的苦痛はついて回ります。
特に言葉の暴力を受けても、これがDVだと気づかずに
「私が悪いんだ…」と思い詰めてしまうことが多いそう。
まずはその悩み、センターに相談してみませんか。
←センター長の河井さんと一緒に。
被害を受けている男性や、手をあげてしまう方の相談にも乗ってもらえます。
毎日夜10時まで電話相談を受け付け。具体的な相談は平日の日中にどうぞ。
電話:076-465-6722
HP:http://www.pref.toyama.jp/branches/1257/