ウイスキーの樽で…家具?
2010/11/4 木曜日
上野です!
木彫りの里・井波にやってきた今日のサンレポ。
ヤマヒデホームがウイスキーの樽を作った家具づくりに取り組んでいると聞き、
作業場である「樽夢工房」にお邪魔しました。
手掛けているのは、樽夢工房の工藤悠市さん。
←工藤さんです。持っているのが樽だった木材。跡が見えますか?
工藤さんのお父さんが17年前、ウイスキーメーカーの知り合いから
「使い終わった樽は廃棄されている」と聞き、何か使えないか?と始めたんだそう。
ウイスキー樽に使われているのはホワイトオークという木材で、
樹齢80年から150年の木を伐採した後、釘などを一切使わずに樽が作られ、
30年から50年ほど樽として役目を果たします。
ホワイトオークから出る成分も、ウイスキーづくりには欠かせないんだそうで、
この成分を出しつくした樽からその役目を終えるんです。
樽としての役目を終えても木材としてはとても状態がよく、
もともと樽を作るために寸分違わずに計ってある木材なので、家具にはぴったり!
←樽だったときのカーブを、
←削ったりと加工して、椅子やテーブルなどに生まれ変わります。
工藤さんが感じる樽家具の良さは、もともと持ったヴィンテージ感。
ウイスキーがしみこんだ色、月を感じる深い味わいが何よりの魅力だそうです。
「人間も一緒ですよね。経験や年月を重ねて味が出て来るから」と工藤さん。
11月13日(土)にはヤマヒデホーム展示館・秀夢木楽館の1階に
樽家具コーナーもオープン!是非1度、直接その味わいに触れてみてください♪
ヤマヒデホームのHPはこちら↓↓
http://www.yamahidehome.co.jp/index2.html