「悪人」特集、今日はサンレポで。
2010/9/9 木曜日
上野です。
悪人の公開を間近に、今週のgraceは悪人特集をお届けしています。
今日はサンレポで悪人特集。
高岡市のイオンモール高岡内、喜久屋書店にお邪魔しました。
喜久屋書店はTOHOシネマズ高岡のすぐお隣。
喜久屋書店の顔とも言える、入り口の平積みコーナーには
「悪人」上下巻がずらりー!!
複数の面をとるのも大変なこのスペースを、何と合計8面とっています。
副店長の奥井将さんも、「8面置くって、当店じゃあんまりないことなんですよ」と一言。
でも、話題作+この展開で、レポート中も上下巻を持ってレジに向かう女性に遭遇。
皆さんの関心、やっぱり高いようですね。
さて、今日は書店からのレポートということで、
奥井さんには原作者の吉田修一さんの作品について語っていただきました。
奥井さんいわく
「吉田修一さんの文体には、色香があるんです。」
とのこと。
奥井さんは吉田作品の、独自の視点による情景描写がとても好きなんだそう。
1文1文を噛みしめて読んでほしいなぁ…と語ってくれました。
また、「悪人」はこれまでの作品と少し作風が違う、ともおっしゃっていて。
「悪人」をスタートに、吉田作品にどっぷり浸るのもいいかもしれませんね。
私はまだほかの作品を読んでいないので、
まずは芥川賞受賞作「パークライフ」から読んでみます。