世界遺産も大変なのね。
2010/5/18 火曜日
レポート、レポート楽しいなぁー!!というわけで、今日は五箇山の
相倉合掌造り集落に行ってきましたよー。
「世界遺産・五箇山棚田コーリャク隊」について、南砺市役所城端庁舎農政課の
富田さんにお話をお伺いしました。
「コーリャク」というのは「手伝う・助ける」という意味だそうです。
隊のネーミングのとおり、2つの「コーリャク」があるんですよ。
1つは「世界遺産を守る」
これは、相倉・菅沼の両集落の景観を保全する目的。荒地がそのまま放置
してある状態だと「逆さ合掌」などが見れなくなり、景観的にもよろしくないので
水田として農地を保全するのだそうです。
2つ目は「地域特産産物の振興」です。
五箇山は基本的に米作りには向かない土壌なのです。そこで、蕎麦や赤かぶ
みょうがなどの特産物への転作により、棚田が放置されるのを防ぐのです。
昔は、ほとんどが米作でした。しかし「棚田」は普通の水田に比べると
いろんな面で苦労が絶えません。あまりに、採算が合わないとのことで従事者が
減ってきたのです。さらに高齢化の問題などが重なり荒廃の危機に瀕しています。
これは厳しいですよ・・。
登るのも、水を引くのも・・。当然、上に行くと機械は入れません。
そこで、ボランティアによって農地・景観保全を行っていこう!
という取り組みが「コーリャク隊」なのです。
5月23日には、この棚田に苗を植えるそうですよ。まだ若干名募集はOK
とのことですよ。僕もやってみようかな・・?
参加条件などはほとんど無し。ただ、中学生以下の方は保護者同伴です。
募集期間は田植え・種まきから収穫までなので、5月〜10月下旬まで。
もちろん!参加費は無料。昼食として軽食を準備してくださいます。
作物により、就労時期がずれますので、詳しくはインターネット等で。
「みんなで農作業の日」と入力して調べればヒットするそうですよ。
または、お電話で「南砺市役所城端庁舎 農政課」まで。
0763−23−2016 です。富田さんが担当だそうです。
みんなの力が一つになれば、希望の光は見えるはずだ!!
二人は確信したのでした。頑張って行こう!!
コーリャク隊に参加してくれた隊員さんだけが、秋の「大収穫祭」に参加する
資格があり、収穫の楽しみを「味覚」として味わえるかも・・?
みなさん、ご家族・友人などで参加してみませんか?
以上、お腹ペコペコになった「やまぷー」こと、
ルーボー☆イーハーズ山下がお届けしました!!